本記事のセクマナライター
名前：瑠璃鮫さん
性別：女性
※記事内容は一部加工編集
酔った子をお持ち帰りすると、どうなるか
古今東西、男女の駆け引きで「お酒」というものは大きな役割を果たしてきました。
それは時に口を滑らかにし、普段は言えないような愛の言葉を囁く助けになったかもしれません。
しかし時には、酔いつぶれた女性がわけもわからないままお持ち帰りされてしまい、望まぬ悲劇を生んだかもしれません。
もちろん、後者のように相手の同意も得ないまま、もしくは泥酔状態での曖昧な同意を大義名分としてセックスに持ち込むことがどれほどセクマナ（＝セックスマナー）の無い行為か、おわかりだと思います。
職場の飲み会で酔い潰され（密かにお酒を濃く作られていた可能性があったようです）、目が覚めるとラブホテルにいて隣に上司が寝ていた、という相談を知り合いの女性にされたことがありますが、その人はその後しばらく精神を病みました。
酔いつぶれた女性とセックスというのはAVや男性向け成人漫画等でよくある展開ではありますが、現実にそういう状況に陥った女性は男性が想像するより何十倍、何百倍も傷つくということを認識しておきましょう。
また、女性が泥酔していることを承知でセックスした場合、状況にもよりますが、準強制性交等罪という立派な性犯罪になります。
そういった点からも、そういうシチュエーションは創作の中で楽しむものとして、割り切るべきでしょう。
お酒とセックスのメリット・デメリット
では、一から十までお酒というものは悪いのか、と言えば決してそうではありません。
まずセックスやその前段階において、お酒がもたらすメリットを考えてみましょう。
お酒を飲んだあとのセックスのメリットは？
- 開放的になり、大胆になる
- 性欲が増す（場合もある）
いわゆる、お酒を飲んで陽気になる、というのがメリットの一つです。
普段は中々言い出せないことだけど、「実は…」という秘めた願望をさらけ出すためには、適度な酔いが助けになることもあります。
また、お酒を飲むとムラムラする、という認識をお持ちの方も多いと思いますが、これは必ずしもすべての人がそうであるわけではありません。
お酒を飲むと幸せホルモンとも呼ばれるドーパミンが分泌され、脳の視床下部という部分を刺激するのですが、この視床下部は性欲の他にも食欲や睡眠欲も司っているため、刺激されるのが必ず性欲だとは限らないためです。
また、男性ホルモンもお酒によって増減するのですが、女性はお酒によって男性ホルモンが増加する傾向があるので、性欲が増す割合は高くなるかもしれません。
次にデメリットですが
お酒を飲んだあとのセックスのデメリットは？
- 快感を感じにくくなる
- 判断力が低下する
特に男性の場合、女性とは逆でお酒によって男性ホルモンが減少します。
これによって性欲が減退する可能性もありますし、性欲はあるのに勃起が持続しない可能性も高まります。
それどころか、飲酒量によってはそもそも勃起しなくなる可能性も高いのです。
また、酔いが深くなってくると身体に力が入らなくなっていく経験はありませんか？
女性の場合身体がリラックスしすぎることで、膣周辺の筋肉も弛緩し、いわゆる締りの緩い状態になってしまう可能性があります。
そして何より問題なのが、お酒によって判断力が低下するということです。
もちろんこれはセックスに限った話ではなく、お酒の席全般で言えることではありますが、セックスにも大きく関わることです。
判断力が低下した状態でセックスをすると、セクマナを意識することすらできなくなってしまいます。
前戯が疎かになり、繊細な力加減ができなくなり、挙句の果てにはコンドームという最低限のマナーすら、どうでもいいや、となってしまうかもしれません。
事実、男女関係なくお酒と性にまつわる失敗談はありふれているのですから。
頭がスッキリしていれば、コンドームを付けるのも一つのイベントとして楽しむこともできるのに。
https://sexmanner.com/archives/286酒は飲んでも飲まれるな
お酒との付き合い方は、結局のところ、人それぞれと言わざるを得ません。
そしてそれは、お酒とセックスの付き合わせ方も同様です。
自分で酒量をコントロールし、セクマナを忘れない適度な酔い加減でセックスに臨む人もいるでしょうし、セックスが予定されているのなら最初から飲まない、という人もいるでしょう。
はたまた、パートナーと一緒に飲むお酒は美味しくて止められないので、飲んだ夜はセックスをせず、翌朝にする、という人もいるかもしれません。
どんな付き合い方であれ言えることは、お酒の力に振り回されてのセックスは決してするべきではない、ということです。
スマートにお酒と付き合っていく、ということもまた、セクマナの一つと言えるのかもしれませんね。
https://sexmanner.com/archives/599
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