あなたの性格はS気質ですか?それともM気質ですか?
それは普段の生活や仕事の時と、セックスの時とでは違うという人もいるかもしれません。
もちろん相手との立場や関係性によって、コミュニケーションの方法を使い分けることは必要なことです。
今回はセックスの時の、危ない「S」と「M」の気質について解説していきますので、自分はどうかな?と考えながら読んでいただけると嬉しいです!
なぜ「S」「M」気質に危険性があるのか、一緒にみていきましょう!
セックス時の「S」と「M」とは何か
自分は「S」と「M」どっちだろうと考えたとき、意外とどちらにも当てはまるという人が多いのではないかと思います。
例えば、セックスしている時を思い出してみてください。お互い見つめあい、キスをし、前戯が始まって、気分が高まり2人が「ひとつ」になる。
そこでセックスの一連の流れの中にも、ポイントとなる行為があると思います。
「ここを責めると相手がすごく感じてくれて嬉しい。」→感情
「ここが気持ち良さそうだから、もっと責めてみる」→行為
「そこを責められると『ピクッ』となっちゃう。」→感情
「そこを責められると気持ち良いから、身を委ねる」→行為
これは相手に気持ち良くなってほしいという、お互いの思いやりからくる行為となります。
なので「S」とか「M」という気質は、ふつう誰でも持ち合わせているものなのです。
危ない「S」「M」気質とはなにか
では、危ない「S」「M」気質とは、どんなことをいうのでしょうか。
それはアブノーマルなセックスで快感を得ていることです。
セックスと一言でいっても、さまざまなプレイが存在します。複数(レイプ)プレイ、SMプレイ、緊縛プレイなど・・・
これらのセックスには、「責める側」と「責められる側」という2つの役割がないと成り立ちません。
単なる「ごっこ遊び」として、非日常の快感を得るためにこれらのセックスを楽しむことは、ストレスの発散にもなるので、とても有意義なことだといえます。
たしかにふつうのセックスよりも、服従や無理やり感のあるセックスの方が、気分がいつも以上に燃えて気持ち良いということもあります。
しかし、いろんなプレイを楽しんでいるうちに、アブノーマルなセックスでしか感じれなくなってきた・・・なんてことになっていませんか?
自制することのできない性欲を満たすために、より強い刺激を求めてどんどんエスカレートしていってしまう可能性がある。これが危ない「S」「M」気質の正体なのです。
相手の身体を使ったオナニーになってないか
オナニーとは、自分の手や器具を使って、自分の性器を刺激して快感を得る方法です。
ところが危ない「S」「M」気質の人は、セックスの時に「相手の身体を使った」オナニーをしてしまっている傾向があります。
つまり、快感を得ることだけがセックスの目的になってしまっているのです。
本来のセックスは、相手の温もりや匂いを感じ、感情を伴って心も身体も満足するものです。
アブノーマルなセックスでは非日常のシチュエーションで「責める」「責められる」を演じることで、妄想を膨らませて刺激をより強くしていく効果があります。
しかし、これはセックスかオナニーかと聞かれれば、オナニーに近いような気がします。
刺激だけを求めたアブノーマルなセックスにハマってしまうと、簡単に満足できず、さらなる刺激を求めたプレイをしたくなる危険性があるのです。
なぜ危ない「S」「M」気質になってしまうのか
では危ない「S」「M」気質になってしまう理由は何なのでしょうか。
それはAV鑑賞や強い妄想によって強い刺激でしか満足できない身体になっている人や、つらい経験によってセックスに後ろめたさを持っている人、夫婦間のセックスレスに悩んでいる人など、その理由は多岐にわたります。
また「誰にも嫌われたくない」「寂しい」といった感情も相まって、無理なセックスをしてしまうこともあります。
セックスは自分と相手とのコミュニケーションです。どちらかが一方通行の状況になってしまうことが、危ない「S」「M」気質を生んでしまう原因となるのです。
おわりに
以上が、危ない「S」「M」気質の説明になります。
自分に当てはめてみて、どうでしたか?
セックスは科学的にも、身体や精神に良い効果をもたらすことが証明されています。
本来セックスには良いメリットしかないのです。
アブノーマルなセックスを楽しむことは、決していけないことではありません。
どんなセックスをするかは、あなた自身が決めることなのです。
しかし尽きることのない欲望に支配されないためにも、セックスをしている時の自分を見つめ直すことが、自分や相手を大切にすることに繋がっていると信じています。
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