付き合い始めたころは
休みのたびに会って
毎日連絡を取り合う
仕事の休憩時間には
彼は今どうしているのかな?
と考えていた
それが当たり前だった
いつからその当たり前が
束縛と言われるようになるのだろう
毎日同じことを繰り返しているだけなのに
あるとき急に邪魔者にされる
彼だって休みが近づくたびに
次はどこに行く?
なんて楽しそうに話していたはずなのに
連絡だって毎回こちらからしていたわけでもない
あまりにも突然
その時はやってくる
俺にだって用事があるんだよ
もう私と会うことは用事ではなく
当たり前のこと
当たり前になってしまったからこそ
優先順位が下がってしまうのだ
それは別に彼が悪いわけではない
残念ながら人間は慣れてしまう
そして飽きっぽい
同じことを永遠に繰り返すことができる人もいるが
多くの人は常に新しいものを求める傾向にある
そういうものだ
だからといって
突然心変わりをされても
こちらは納得できない
私はまだ飽きていないし
同じことを繰り返すことができるタイプだ
ここで立派な束縛女が誕生する
私は私のままなのに
相手の気持ちが変わってしまったら
束縛女にされてしまうのだ
勝手な話だ
とはいっても
ここで踏みとどまって一歩引ければセーフだ
- 飽きたんですね
- そうですか
- ではお気をつけていってらっしゃい
そうやって送り出すことができたら
束縛という濡れ衣を晴らすことができる
どこからが束縛なのかという問いに明確な答えはない
一般的に行動を制限して自由を奪おうとする行為のことを束縛という
つまり相手が束縛と思ったら束縛なのだ
私に会いたいと思ってくれていた期間は
休みのたびに拘束されていたにも関わらず
彼は束縛とは思わないのだ
しかし他の人と遊びたくなった彼を引き止めたら束縛だ
私は悪くない
彼も悪くない
でも私は我慢しなければならない
そうしないと束縛女になってしまうから
趣味がなかったり、時間に余裕がある人ほど束縛女になりやすい
彼のことを考える時間がありすぎるからだ
暇さえあれば彼のことを考えている
それはそれで幸せな時間ではあるのだけれど
このままでは趣味=彼になってしまう
彼の行動を制限しないのであればそれでもいいと思う
彼が自由でいられる限りは束縛ではない
別に信用できる彼なら束縛する必要もない
束縛される人はそれなりに原因があるのだ
束縛されるようになったら自分の行動を振り返ってみたほうがいい
もし自分が束縛をされたとしたらどう思うだろうか
想像してみたら
全然嫌な気はしなかった
なぜなら付き合い始めたころの当たり前がまだ続いているからだ
私はなんてお気楽なんだろう
ずっとこんな毎日が続けばいいと思っている
そしてそのうち他の人と遊びに行こうとして止められたい
なんて思っているうちが一番幸せなのかもしれない
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