理想の相手を見つける方法
それは理想を追求する作業だ
いい出会いがない
それは都合のいい相手がいないということ
- 年収が高くて
- 見た目がかっこよくて
- スポーツができて
- 仕事ができて
- 料理ができて
- センスがよくて
- 話がおもしろくて
- 実家がお金持ちで
- 次男で
- 性格がよくて
そんな人が隣に毎日いたら
本当に幸せなんだろうか
女は意外と
人からどう見られているかを気にする
実は理想にかかげている条件は
人に自慢できるかどうかではないだろうか
無意識に自分が求めていることではなく
世間的に理想とされていることを求めてはいないだろうか
過去に上の前歯が1本抜けている年下の男と付き合ったことがある
友達の遊び友達だった
彼の特技は
歯が生えているはずの場所にタバコを挟めることだった
おもしろいを通り越して
ふざけたやつだった
付き合ってしばらくしてから彼の借金が発覚した
別れたくない一心で肩代わりをした
4年ほど付き合って別れた
貢ぎ続ける私を友達が見かねて別れるよう言ったからだ
その次におでこが広い年下の男と付き合った
前歯は差し歯だった
世の中にそんなに前歯を失っている人がいるなんて知らなかった
顔は結構かっこよかった
彼の特技は料理だった
彼が4時間かけて作ったという魚料理を10分で食べてしまい怒られた
3年ほど付き合って別れた
DV気質で身の危険を感じたからだ
二人の共通点はお金がないことと
仕事が続かないこと
あとは前歯を失っていること
そのあとに付き合った年下の男がいる
彼の特技はなんだろう
スポーツは好きらしいがやっているところは見たことがない
身長はまあまあ高い
毎日スーツを着て出社する
ワイシャツは形状記憶なのでアイロンいらずだ
ご飯を食べたあとは洗い物をしてくれる
仕事は忙しそうだが毎日直帰だ
無口でおとなしいが隣にいて安心する
この男が私の夫だ
人には理想がある
でも誰かの理想を自分の理想と勘違いしている人は多い気がする
今までかかげてきた理想が
なぜそう思うのかを考えてみてほしい
確かに収入は多いほうがいい
でも出ていくお金も多いとしたらどうだろうか
それに収入が多いからといって
自分のためにいくら使ってくれるかはまた別の話だ
そう考えると
理想なんて一言ではとても言い表せないほどの条件が出てきてしまう
なんでそうなるかといえば
そういう人と付き合ったことがないからだ
いろんな人と付き合ってみて
失敗して学習して
初めて理想が具体的になる
タバコを挟める人は一緒にいて楽しいけど
借金がある人は私には合わない
料理をしてくれる人は助かるけど
DVはダメだよね
そうやって痛い思いをしないと
本当に自分に必要なものは見えてこない
ちなみに夫は
借金もないし
私を養うくらいの経済力はある
料理は簡単なものならできる
なにより前歯は健在だ
痛い思いをしないでいい人に出会えるなら
それはとても幸運なことだ
その人を大事にしてください
でも条件だけを見て選り好みして
いい人を逃してはいないだろうか
自分は条件に当てはめてみたときに
選ばれる女なのだろうか
妥協するのではなく
視野を広くしてほしい
ただ前歯を失った二人と付き合うような私は
相当視野が狭かったと思う
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