再三に言ってきてることですが、イケメン・美女は確かにステータスだけど、本質的には顔は重要じゃないです。
顔のパーツがどうこうってのは問題ではないわけです。
パッと見で小奇麗・清潔感があるのだったらそれでいいわけです。
だからセレクトショップに買いに行かなくても、UNIQLOとか無印良品で揃えましょう。
とは言っても、多くの人はね、自分の容姿にコンプレックスを抱いてるものです。
もっと身長が高ければ・・・
もっと目が大きければ・・・
もっと、もっと、もっと・・・
「もっと」「もし」は誰だって思ったことはあります。
むしろ自分の容姿・外見に自信満々って人は少ないはず。
ほとんどの人は、誰だって自分の外見には何かしらのコンプレックスがあるもの。
でも、そんなコンプレックスを消してくれる、魔法の光があるのを知っていますか？
その魔法の光はコンプレックスを消してくれるどころか、コンプレックスを魅力的な一面にしてくれる光です。
それを教えてくれる、こんな話があります。
小学校４年生の女の子がいました。
その年の夏休みの自由研究で「折り紙のログハウス」を作ることに決め、さっそく作り方を調べます。
作り方は簡単です。
茶色の折り紙をくるくる丸めて、木に模すため棒状にします。
それをたくさん作り、家の形になるように、糊やテープでくっつけるだけでできるようです。
せっかくなのでかわいい窓やなんかも作ったんだけど、丸めた折り紙の長さがズレたりするからハサミで切って調整したんだ。
でも、そんなこと繰り返すうちに、丸めた折り紙が折れてしまったり、へこんでしまったり、糊やテープでうまくくっつかず、ボロボロになってしまったみたい。
イメージは簡単でも、実際は折り紙を使ってるから、難しかったのかもしれないね。
一応は、完成こそしたものの、女の子の想像してた、きれいな折り紙ログハウスとはかけ離れてた。
最後には「こんなに隙間だらけ、傷だらけなの、みんなに見せられない」って泣いてしまいました。
そしたら、そんな様子を見ていた女の子のパパが、こんなことを教えてくれました。
「実はパパも模型作りが好きなんだよ。西洋の古城や大きなクルーズ船のような、精密な模型なんかを作ったりしたんだよ。」
「でもね、お前がいま折り紙でログハウスを作ったように、完成はしたんだけれど、ところどころに隙間や傷ができてしまったんだ。」
「どうにか目立たないように、隠せないかな？なんて考えて隙間を埋めようとしたり、ついてしまった傷の上から同じような色を塗ったり、いろいろしたんだけれど、余計に目立っちゃたんだよ。」
「だからね、パパは、その隙間や傷を隠すことをやめたんだ。」
女の子は不思議に思いました。うまくできなかったのに、なんで隠すのをやめちゃったんだろう。
パパは続けます。
「パパは、その隙間や傷を隠すのをやめて、この傷を活かす方法はないかな？って考えたんだよ。」
「そしたら、これだ！ってアイディアが浮かんできたんだ。」
「それはね、その模型の中に電気を入れて、内側から明かりを灯したんだ。」
「そうすると、なにが起こったと思う？」
「さっきまで隠してたまらなかった隙間から、優しい光が漏れてきたんだ。」
「いやだな、どうにかしたいな、って思っていたへこみや傷から洩れるたくさんの光が、なくてはならない個性に大変身したんだよ。」
これは、夏休みの宿題や、趣味の模型作りだけの話ではありません。
人間も同じことが言えると思いませんか。
「欠点のない人」「コンプレックスのない人」なんていませんよね
身長や目の大きさ、肌の色や髪質、頭がいいとか運動ができるできないとかに悩んで傷ついて、「自分なんて・・・」ってなってしまうこともあると思う。
でも、自分の内側に明かりを灯すと、今の自分になるためにできた傷やコンプレックスだと思っていたもは、その人の魅力になるんです。
単純に「ポジティブになろうよ」ということではなく、イメージすることが大切なんです。
自分の体の中に爛々と輝く太陽を持って、全身の毛穴から光が漏れ出し、目の前にいる人が眩しくて目をつむってしまう。そんなイメージです。
せっかくだから一緒にイメージしましょう。
- 背筋を伸ばし胸を張りながら、手はだらっと力を抜きます
- やさしく目を瞑ります
- 呼吸を整えるために、ゆっくり深呼吸
- 深く呼吸をして、心が鎮まるの感じます
- 落ち着いたら、心臓に太陽をイメージする
- 徐々に大きく、力強い光へイメージを深めていく
- 明るい光が毛穴から突き抜けていく様子を想像します
コンプレックスや人との違いで心が弱ったとき、一歩立ち止まって、心に魔法の光を持ってみませんか。
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